スツールの選び方
スツールは4つの軸で選びましょう
種類で選ぶ
<スタンダード>
円形や長方形などの座面に3本または4本の脚が付いたタイプで、さまざまな素材やデザインのものがあります。背もたれがないので気軽に利用でき、移動もしやすいです。ちょっと座りたいときに役立ち、空いたスペースに気軽に設置できます。
<ソファ>
座面をソファのような、クッション性の高い素材で仕上げたスツールです。応接セットにプラスすることやソファに添えてオットマンのように使うこともできます。見た目も高級感があるので、ショップの休憩スペースや試し履き用のイスとして用いられることも少なくありません。
<折り畳み>
使わないときは折りたたんで、省スペースで収納ができます。必要なときだけ、簡単に開いて使えるのが便利です。
お住まいや仕事場のあらゆる場所で役立つほか、車に積み込んで、キャンプなどアウトドアで使うのもおすすめです。
<ハイスツール・バーチェア>
ハイスツールは脚が長く、高さがあります。バーカウンターで使われることが多いため、バーチェアとも呼ばれています。
バーやカフェのカウンター席などお店でのご利用のほか、ご自宅のキッチンカウンターなどで使うのもおしゃれです。
<ミニスツール>
脚が短めで、軽く腰掛けるのに適しているだけでなく、サイドテーブルや飾り棚としての活用も可能です。
座面は円形、正方形、長方形などさまざまな形にでき、脚が短く安定感がある作りなので、踏み台として使うこともできます。
<キッチンスツール>
キッチンで作業中に腰掛ける際や軽く食事を取る時などに活用できます。
狭いキッチンでも邪魔にならないコンパクトサイズで、軽く腰掛けるのに適するほか、ボウルなどを一時的に置くなど、作業台としての活用も可能です。
デザインで選ぶ
<テーブルとの相性>
お手持ちのテーブルに合うスツールをお探しなら、テーブルの高さや形状に合わせて選びましょう。テーブルの高さと座ったときの使いやすさ、テーブルの幅との使いやすさを考えることが大切です。
食事をしたり、パソコン作業をしたり、勉強したりなど、用途に合わせたイスを選びましょう。
テーブルの素材や色味、デザインにも合わせて、木材の種類などを選ぶのがおすすめです。
<内装の統一感orバラエティ>
お部屋の内装やインテリアにマッチするデザインを選ぶ方法と、逆にアクセントとして異なるテイストのデザインのスツールを置く方法もあります。
統一感を持たせたいなら、ナチュラルな雰囲気なら温かみのある木製スツール、スタイリッシュな雰囲気のお部屋ならアイアンフレームのスツールなどがおすすめです。
バラエティ感を求めるなら、気になったデザインのスツールを直感で選びましょう。
サイズで選ぶ
<椅子の高さ>
椅子の高さがどのくらいが良いかは、テーブルの高さと実際に使う方の体格や身長、座高などに合わせます。実際に腰掛けて測定し、軽く腰掛けたときに足の裏が床につくのが使い心地の良い状態です。
カフェや喫茶店など様々な人が使う場合、椅子の高さは統一する必要があり、160cm程度の身長の方に合わせると良いです。
<座面の広さ>
バーチェアやラーメン店などのカウンターチェアは座りにくく、短時間で済ませたいと思われる方も少なくありません。座面が狭いタイプは、長時間座るには不向きです。
リビングでのんびりしたい、仕事や勉強する際に使いたいのであれば、座面はゆとりを持って腰掛けられる広さがおすすめです。
<テーブルのサイズ>
ダイニングテーブルなど2人掛け、4人掛け、6人掛けなどがあります。4人がけの円形テーブルに、小さい椅子を無理に置いて6人掛けにしても、使い勝手は良くありません。窮屈に感じて、結局テーブルを買い替えることになります。
テーブルの幅と椅子を置く位置や角度を踏まえ、座りやすい椅子を選びましょう。
素材で選ぶ
木材は種類により色味や木目の出方、風合いも異なります。
ナチュラルな優しい感じにしたいのか、高級感あるテイストが良いのか、武骨でワイルドなテイストにしたいのかにより、好みに合った質感の木材を選ぶのがおすすめです。