素材
スツール・バーチェアに使用する素材について
鋼素材(アイアンフレーム)
<鉄>
鉄は強度が高いうえ、加工しやすい素材です。熱を加えることで柔軟に曲がるので、さまざまな形にデザインすることができます。
また、黒みがかった武骨な風合い・シンプルさも魅力です。表面加工をしない鉄は空気や湿気に触れてサビやすい特徴があり、経年変化によるエイジングが一層雰囲気を作ってくれます。
当店が制作するスツールやバーチェアも、鉄の存在なしには誕生しませんでした。
木材
<杉>
杉は、軽量でスツールやテーブルなどにした際に、移動しやすいのが便利です。特有の香りが楽しめ、木目もキレイで、年輪の現れ方で、スツールごとにさまざまな風合いが楽しめます。
脂気が少なく、軽軟な性質から加工もしやすく、曲げわっぱなどの小さな雑貨から家具や住宅に至るまで、さまざまな木製品に加工されています。軽量で風合いある家具なら、杉がおすすめです。
<古材>
古材は建築現場などで実際に使っていた足場板といった、使い込まれた木材のことです。ユーズド木材なので、1つとして同じものがなく、使い込まれた感のある独特な風合いが楽しめます。ペンキの跡や釘の跡、軽くひびが入ったものや日焼けしたようなものなど、さまざまなテイストの古材があります。
ヴィンテージ感のある家具をお求めの方におすすめです。
<けやき>
けやきは強靭で耐久性や耐朽性に優れています。古くよりお寺の建築材や箪笥やちゃぶ台などの和家具、お盆やお椀に使われてきました。
木目は年輪がくっきりと出て力強くて美しく、手入れをすることで美しい光沢が出ます。非常に硬い木材であるものの、加工は比較的しやすく、時間をかけることでイメージ通りの仕上がりになります。
<くるみ>
くるみは明るく穏やかな色味で、ナチュラルテイストの家具をお好みの方に人気があります。
加工がしやすく乾燥による狂いが出にくいことから、フローリングなどの建築材や家具として使われています。
ダークブラウン系のアメリカ産のウォールナット材と異なり、柔らかな色味なので、優しい雰囲気のインテリアをお好みの方におすすめです。
<桜>
桜材は赤褐色と黄白色のコントラストが楽しめ、磨くと艶が出るのが特徴です。耐久性が高く、乾燥による狂いが少なく、色調も美しいため、高級家具材をはじめ、楽器などにも使われてきました。加工もしやすいので、さまざまな形状の家具をデザインできます。
経年変化による色の移り変わりも楽しめ、次第に赤みが落ち着き、穏やかで滑らかな美しさが楽しめます。
<松>
松は色味が明るく、独特の木目と癒しの香りが特徴の木材です。ナチュラルな風合いが楽しめるため、北欧風やカントリー風のインテリアに向いています。油分が多いことから経年変化で艶が生まれ、飴色へと色味が変化するのも魅力です。
優しい肌触りで森林浴をしているような香りが残っているので、テーブルや椅子、ベッドなど身の回りに置く生活家具としても親しまれています。